形あるものは変化してしまう。素粒子みたいに細かくなって新しい何かになる。無くなりはしなくても、二度と見ることのない形になって。人だって地球だって無限なんてないんだ。そんなことを想像しながら、白い霧を吹き上げる車の横を歩いて、靴を汚しました。誰のせい?自然、時、場所、それとも車のせい?自分の行いがそうさせたんだ。
今回は
「嫌われることを恐れている。」
というテーマで話をしたいと思います。
人に嫌われること、恥をかくこと、誰もが抵抗してしまうと思いますが、最近の僕はそれへの意識が少し敏感になっているような気がします。
原因として、
「答えのないものに自分なりの答えを探す機会が増えてしまったこと」
が一因と思っています。
メールなどで人と話す機会が増えて、声でのコミュニケーションをとるときよりも、
「返事はこれで大丈夫だろうか。」
とブレーキを自分でかけてしまい、躊躇いが出てしまいます。そして、切羽詰まった状態になりすぐに相手の話に返答すれば、返答後に
「あの表現もっとよくできた。」「失礼なことを言ってしまったかもしれない。」
と自分勝手に考え苦しみます。完璧主義は苦しいとわかりながらまだ確実に頭の中に残して、自分のこうあるべきというような価値基準を上げているような気がして嫌になります(プライドは罪深いです。)。嫌われることへの恐れの気持ちが前を向いている足を引っ張っているような気持ちがして嫌です。この状態をどうにかしたい。そんなことを思いました。
君は僕に
「もう少し楽に考えればいいのに。」
と提案を差し出した。僕は未だに立ち尽くしている。
最後まで読んでくれてありがとう。バイバイ。